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原曲との違いも楽しい! クラシックギター四重奏 編曲おすすめ10曲

こんにちは。ぐっちと申します。
今回はクラシックギター四重奏の中でも、アレンジされた曲をご紹介します。原曲との聴き比べも面白いので、ぜひ原曲もお聴きください。
ギターオリジナル曲を中心にまとめたものはこちらをご覧ください。

はじめに

クラシックギターでは、ギターのために作られた曲だけでなく、クラシック、映画音楽、ポップス、歌劇など様々な曲が演奏されています。
幅広い曲を楽しめ、クラシックギターのことを知らない方々にも馴染みやすいため演奏会の場でもおすすめです。また、原曲とは違うギターならではの表現にも注目です。

おすすめ曲

1.春よ、来い 作曲:松任谷由実 編曲:平倉信行

こちらの曲、好きな方も多いのではないでしょうか。
原曲にはないフレーズも盛り込まれており、特に後半部は良い意味で大きくアレンジされています。ハーモニクスやコード弾きも上手く使い、ギターを活かした編曲となっています。
非常に素敵なアレンジですので、ぜひ聴いてみてください。

2.Libertango 作曲:Astor Piazzolla 編曲:平倉信行

ピアソラの有名曲。ソロでもよく演奏されています。
4パート全てに見せ場があり、四重奏らしさを感じられるアレンジとなっています。
クラシックギター、重奏になじみがない方にも楽しんでもらいやすい一曲です。

3.Adios Nonino 作曲:Astor Piazzolla 編曲:平倉信行

こちらもピアソラの曲。先程のLibertangoと比べると弾きやすく、手軽に演奏したい!という方にもおすすめです。
原曲とは構成やフレーズが少しずつ違いますが、これもまた良いな、と思えるアレンジです。
また、ここまで3曲は全て平倉信行氏の編曲です。多くの編曲を手掛けていますので、ぜひチェックしてみてください。

楽譜:ダウンロード楽譜 平倉信行編「【ギター四重奏】アディオス・ノニーノ / ギター重奏 中〜上級」
https://store.piascore.com/scores/11195

4.The Road to Lisdoonvarna 演奏:オンゲンカー

元はアイルランドの民謡です。原曲は下の動画なのですが、雰囲気がガラッと変わりますよね!編曲によって非常に盛り上がる一曲となっています。
ギターのボディを叩くパーカッションやコード弾き、ハーモニクスにピッチカートなど様々な奏法を駆使して演奏されます。

5.ムーンリバー 作曲:Henry Mancini 編曲:佐藤弘和

ご存じの方も多いのではないでしょうか。穏やかでとてもきれいな曲ですね。
三連符が多く複雑ですが、ぴったりと合わさると素敵です。
ギターカルテット アネモネによる演奏。

楽譜:佐藤弘和『東京ギターカルテット2 アメリカンコレクション』現代ギター社

6.Made in France 作曲:Bireli Lagrene 編曲:Richard Safhill

ジプシージャズの一曲。原曲はギター2台で演奏されています。
非常に速いフレーズが続き、とてもかっこいい曲です。聞き応え、見応え共に十分です!
イギリスのギターカルテットAquarelle guitar quartetによる演奏。

7.Linus and Lucy 作曲:Vince Guaraldi 編曲:Brian Smith

アメリカのギターカルテット、Georgia Guitar Quartet(通称GGQ)による演奏。
スヌーピーの曲です。陽気で楽しく、途中でギターを裏返してパーカッションをしていたり、見ても楽しい演奏です。

楽譜:以前はGeorgia Guitar Quartetのサイトで配布されていたようです。

8.The Swan LK243 作曲:Catriona McKay 編曲:Mike Baker

元々はハープの曲で、ハープ奏者Catriona McKay作曲。
きれいでありながら少し切なさもある演奏です。人気があり、多くの大学ギター部によって演奏されています。

9.カルメン組曲 作曲:Georges Bizet 編曲:William Kanengiser

カルメン組曲もギターで演奏されています。ハバネラやアラゴネーズなど、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
こちらの動画は通して演奏しています。他にも、一曲だけだったり、数曲のメドレーにしたりと色々な演奏動画がありますので、ぜひお楽しみください。

楽譜:「ギター四重奏のためのカルメン組曲/ビゼー作曲 W.カネンガイザー編」現代ギター社
https://www.gendaiguitar.com/index.php?main_page=product_info&products_id=130902

10.花は咲く 作曲:菅野ようこ 編曲:クアトロ・パロス

いくつか編曲がありますが、今回はギターカルテット「クアトロ・パロス」による編曲をご紹介します。
静かでありながら、盛り上がりがあり心地よく聴くことができます。中でも終わり方がとても気に入っています。

楽譜:『現代ギター16年08月号(No.633)』現代ギター社 掲載
https://www.gendaiguitar.com/index.php?main_page=product_info&cPath=280_281&products_id=140699

おわりに

今回は四重奏の中でもアレンジされた曲をご紹介しました。
ギターオリジナル曲って少し敷居が高いな…という方も、まずは編曲で重奏を楽しむのはいかがでしょうか。好きな編曲者が見つかれば、そこから曲を探すのもおすすめです。
演奏会でも幅広い方に楽しんでいただけると思いますので、ぜひ弾いてみてください。

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